【大阪万博送迎レポート】

大阪万博送迎レポート。福祉タクシー笑-SHOW-

ゆったり寄り添うスタイルで実現した外出サポート[2人体制で気楽に同行]

「大阪万博に行ってみたいんよ」

そう話してくれたのは、いつも冗談まじりに明るく接してくれる利用者さんでした。

利用者さんは電動車椅子で自走できる方で、普段はご自身で移動されています。

ただ、首が前に倒れやすく、長距離の振動が負担になりやすい特徴があります。

また、介助があれば立位もとれるため、必要な場面ではその力を活かしたサポートができます。

大阪万博に行くまでに何度か送迎させていただく中で、姿勢について話をしながら、クッションや角度を少しずつ調整してきました。

「この姿勢なら楽やな」

「ここに当てたほうがしんどくない」

「これなら大阪も行けそうやな」

そんな積み重ねで自然と自信がついていき、今回の外出が実現しました。

同行は男性(私)と女性スタッフの2人体制。無理のないペースでゆったり向かいました。

目次

1. 大阪までの間に一緒に探した“ちょうどいい姿勢”

今回の外出は、当日だけで準備が整ったわけではありません。

普段の送迎でお会いする中で、毎回姿勢を微調整しながら、利用者さんにとって無理のない角度を一緒に探していきました。

クッションの当て方、電動車椅子の角度、リクライニング車椅子の倒し具合。

少しずつ試すことで「ちょうどいい姿勢」が分かってきました。

その結果、車内には利用者さんの電動車椅子と笑 SHOW のリクライニング車椅子の両方を積み込み、

長距離はリクライニングで、現地は電動車椅子で自走できるよう柔軟な対応ができました。

駐車場から大阪万博会場へ向かう送迎バス

2. 万博は想像以上の人混み。それでも三人で笑いながら進めた

万博に着くと、予想を超える人混み。

障がい者レーンも急遽閉鎖されていて、三人で思わず笑ってしまいました。

「マジか(笑)」

「これは予想外やな〜」

利用者さんは電動車椅子で自走できるので、ご自身のペースで進んでもらいながら、

私と女性スタッフで前後をゆったり見守り。

「このへん空いてますよ」

「ゆっくりで大丈夫ですよ」

そんな声かけをしながら安全に移動しました。

入れたパビリオン(電動エアタクシー)は一つだけ。

「やっと入れたパビリオン、よく分からんかったな」」

とのお言葉いただきました。

正直、僕たちもよくわかりませんでしたが入れたことに意味があると言い聞かせ、気を取り直して別の場所へ。

唯一入れた電動エアタクシーのパビリオン

3. ゆっくり巡った大屋根リングと夜景

利用者さんの楽しみにしていたことは二つありました。

・夜景を見ること

・大屋根リングを電動車椅子で走ってみること

混雑の少ない時間帯を選び、無理のないペースでリングを三周しました。

後日談では

「首が前倒れとるけん、人の足ばっかり見えるんよ(笑)」

「避けながら三周したわ」

と笑いながら話してくれ、完全に“楽しい思い出”?として残っていました。

夜景もゆっくり楽しめて、水上ショーや花火、ドローンショーも鑑賞でき、

「来てよかったなあ」

としみじみ言っていただけたのが印象的でした。

4. 立位がとれるからできた安心のトイレ介助

利用者さんは介助があれば立位がとれる方です。

その特徴を活かしながら、トイレ介助もスムーズに行うことができました。

今回は女性スタッフが中心となり、必要な場面だけ私が補助する形。

「女性の方が来てくれて助かった」

と利用者さんが安心して話してくれ、2人体制で同行できて本当に良かったと感じました。

5. 帰宅後に言ってくれたひと言が忘れられない

自宅に到着して車から降りるとき、利用者さんが静かに言いました。

「念願の大阪万博、行けて最高でした。」

その自然なひと言が胸に響き、「この仕事してて良かった」と心から思いました。

6. 後日談はすべて笑い話に

後日お話すると、終始こんな感じでした。

「足ばっかり見えた(笑)」

「パビリオン一個(笑)」

「昼ご飯ビーフンって(笑)」

「人多すぎやろ〜」

大変だったはずの場面も、全部楽しい思い出になっているのが伝わり、こちらまで嬉しくなりました。

7. 外出は“行けるかどうか”ではなく“どうしたら行けるか”

今回の経験で強く感じたのは、

外出は行けるかどうかではなく「どうしたら安心して行けるか」を一緒に考えること。

・電動車椅子とリクライニング車椅子の2台積み

・数回の送迎で姿勢調整

・立位可能という特性を活かした介助

・女性スタッフ中心の安心サポート

・ゆったり寄り添う2人体制

特別なことはしていません。

ただ、その人に合ったペースで、無理のない外出を一緒につくることができました。

まとめ

行きたいけど不安がある方へ

「本当は行きたいのに、不安があって踏み出せない」

そんな方は、どうぞ気軽にご相談ください。

笑 SHOW は、ゆったり、無理なく、その人に合わせた外出づくりを大切にしています。

あなたの“行きたい”を、一緒に形にしていきましょう。

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