【外出サポート事例】家族と過ごす“外の時間”が、人生に優しい変化をもたらす日

ご依頼内容とご本人の状態について(医療的ケアが必要な方の外出支援)
福祉タクシー笑-SHOW-では先日、ご家族から二度目となる外出サポートをご依頼いただきました。
ご本人はリクライニング式の車椅子を使用され、経鼻チューブあり・病院ではほぼ寝たきりの状態ですが、コミュニケーションは穏やかに取れる方です。
外出には、娘さんと娘婿さん、そしてご家族の大切なワンちゃんも同行されました。
「外の空気を感じさせてあげたい」というご家族の思いから、この日の外出が計画されました。
【1】近所の菊の花へ。小さな刺激が大きな変化につながる
最初の目的地は、ご本人が関心を持たれていた近所の菊の花の展示でした。
病院生活は景色や刺激が少なく、どうしても表情の変化が見えづらいことがあります。しかし外出すると、
- 光のまぶしさ
- 空気の匂い
- 花の色や形
- 風の感触
こうした自然の刺激が、ご本人の表情や視線にゆっくりと変化をもたらすことがあります。
車椅子の角度を調整して花の近くへ移動すると、ご本人は落ち着いた表情でゆっくりと花を眺められていました。
短い時間でも、“その人らしい反応”が確かに見られる瞬間でした。
【2】小松島港へ向かい、海を眺める時間を過ごす

次に向かったのは、徳島県小松島の港。
天候にも恵まれ、穏やかな青空と海風が心地よい外出日和となりました。
港に到着すると、ご本人は自然と海の方向に視線を向けられ、波の動きや空の広がりを静かに見つめておられました。
ご家族とワンちゃんもそばで寄り添い、外だからこそ生まれる家族の風景がありました。
医療的ケアが必要な方でも、環境を整えればこうして安全に外の時間を楽しむことができます。
【3】ご家族からいただいた言葉と、外出支援への想い
外出の後、娘さんから次のようなお言葉をいただきました。
- 「子どもが生まれて落ち着いたら、またお願いします。」
- 「ホームページを拝見して、外出に対して思いがある方にお願いしようと思いました。」
福祉タクシー笑-SHOW-が大切にしている
「外出のハードルを下げ、人生の時間を取り戻す」
という思いが、ホームページを通じて伝わったことは、本当に励みになる言葉でした。
【4】外出は“特別なこと”ではなく、“生活の質を上げる選択肢”
今回の外出は遠出ではありませんでしたが、
- 花を見る
- 海を眺める
- 外の風を感じる
- 家族と同じ景色を共有する
こうしたシンプルなことでも、寝たきりに近い方の表情や反応は大きく変わることがあります。
医療的ケアが必要でも、外出は可能です。
そのハードルを下げ、安全にサポートするのが福祉タクシーの役割です。
まとめ:外出には、その人らしさを取り戻す力がある
今回の外出を通して改めて感じたのは、「家族と共に外の時間を過ごすこと」が、日常に優しい変化をもたらすということです。
笑-SHOW-はこれからも、“行けない”を“行ける”に変える外出支援
として、ご本人とご家族の大切な時間に寄り添っていきます。

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